カウルに傷って治せるの?
大事にしている愛車に傷がついた時、心のそこから落ち込んでしまいますよね。
カウルの傷を治そうと思って業者に頼むと、カウルの塗装し直しで大きな費用がかさんでしまい、心身共に参ってしまうでしょう。
でも安心して下さい。
費用をかけなくても、傷を消して綺麗にする方法はいくつかあります。
今回は簡単な方法で大事な愛車の傷を治せる方法をいくつかご紹介して行きたいと思います。
傷の修正方法
傷の修正方法にはいくつかの方法があり、損傷の程度によって修正方法は大きく変わります。
・タッチペンによる補修(軽度の傷~深い傷)
一番簡単で費用も安く済む方法ですが、完璧に仕上げるには技術が必要で、「簡易的な修正、目立たない程度にする」のが基本の方法です。
バイクのカラーコードに合ったタッチペンを用意し、傷に沿ってなぞるだけで傷は目立たなくなります。
高度な修正を行う場合は、プラサフを使用し下地を作った後、タッチスプレーで均一に塗るのがおすすめです。
・コンパウンドでの補修(軽度の傷)
コンパウンドを使用する際は、塗装面の損傷が少なく下地まで到達していない場合のみとなります。
磨きキズや、広範囲の浅い擦り傷などを消す場合に有効で、傷のレベルによっては耐水ペーパーで下地を作ってからコンパウンドをかけることで綺麗に仕上がります。
この方法もある程度の技術と計画が必要で、闇雲にコンパウンドをかけると傷が大きくなる場合があるため、確認しながら徐々に傷を消していきましょう。
・パテによる補修(中度~重度の傷)
パテを使う時は、傷の深いものや、削られた塗装面を復元するなど、大規模な修正に関わってくる場合になります。
パテ補正の場合は、その後の処理や塗装処理など、工程も大きく時間もかかるのでしっかりとした計画を立てたほうがいいでしょう。
表面を平らにしていく工程には忍耐力が必要ですが、業者に頼むよりは安くなるため根気をもって取り組みましょう。
カウル割れの修正方法
上記の方法はカウルの傷に効果的ですが、カウル割れに対しては有効ではありません。
そこで、カウルが割れた場合はこちらの方法が有効になります。
・プラリペアを使用した修正
プラリペアは合成樹脂パウダーを液剤と混ぜわせて使う補修素材で、割れた部分の接着に使います。
割れている箇所の接着用途に使うことが多いですが、小さな欠け程度であれば、プラリペアを使用して、損失箇所を復元することも可能です。
パテと同じ様に接着後、いくつかの工程を行う必要性がありますが、比較的安価に入手出来るものなので、割れてしまって絶望する前に試して見ましょう。
・パテとタッチペンを併用した修正
パテを接着代わりに割れや欠けを修正することも可能です。
割れ部分にテンションが掛かっている場合は補修箇所が動かないように裏側からテープで固定したり、接着剤で予め固めてから使用するのもいいと思います。
接着後にタッチペンなどで塗装すれば割れ部分も目立ちにくくなり、安価で修正が完了します。
お金をかけないで直したい場合
傷の補修に関しては塗装面の補修が必要なため、どうしてもタッチペンなどの専用素材が必要ですが、カウル割れの場合はプラスチック用接着剤を使うのもおすすめです。
また、超強力野外性防水テープなど、ホームセンターには代用できる製品が沢山あります。
その中から愛車の素材に一番適応しているものを選定して、DIYで格安な方法を見つてください。