持っておくと緊急時に便利なバッテリー充電器
バイクの内部にはバッテリーが内蔵されており、灯火類の点灯やスピードメーターの表示、その他エンジン内の制御をするコンピューターの動力など多くのことが行われるようになっています。
しかしこのバッテリーは長く使っていると放電量が大きくなってしまい、いわゆる「バッテリー上がり」の状態になってしまいます。
バイクのバッテリーは普通に使用をしている時には走行中に自家発電を行い自動的に充電されるのですが、長く走行をしていなかったり電力を多く使用する時間や電力量が多くなると充電残量がなくなってしまいます。
バッテリーが切れてしまうことでエンジンをかけることができなくなるとともに、エンジン内にガソリンを適切に送れなくなり走行に使うことができなくなります。
そんなときに便利なのがバッテリー充電器(バッテリーチャージャー)で、これを使うことにより緊急時に電力を供給してとりあえず必要となる電力を確保することができます。
それほど毎回使用をする機会のあるような製品ではないのですが、外出時に急にバッテリーがなくなってしまったような場合にすぐに対処をすることができるという安心感があります。
スマートフォンなどでも緊急時の充電用にモバイルバッテリーを持ち歩いている人がいますが、バイクの場合でもだいたい同じような用途で使用していくことができます。
バイクに搭載されているバッテリーはほとんどの場合12Vで、ごくまれに6Vというものがあります。
まず充電器を購入するときには持っているバイクの電圧が何Vであるかを確認してそれに適合したものを探します。
バッテリー充電器はいくつかのメーカーから販売されていますが、だいたい5000円~10000円程度で変えるものが多いようです。
バッテリーチャージャーは容量によりサイズが異なりますが、緊急用に持ち歩くのであれば小型の5000円くらいで購入することができるものがおすすめです。
基本的には小型でも十分
外出時に急にバッテリーあがりになってしまったときには、他のバイクから電気を分けてもらうことがあります。
その場合もバッテリー充電器を使うときとだいたい要領は一緒で、専用のコネクタを電極につないで行います。
バッテリーチャージャーというとモバイルバッテリーと同じように完全に充電させるために行うことのように思えますが実はそういうわけではありません。
基本的にバイクはエンジンがかかってしまえば自家発電で充電をしていくことができるので、極端に言えばエンジンスターターを動かすことができる電力がありさえすれば走行をしていくことができます。
なので小型の充電器であっても用途としては十分です。