鉄のサビは落とせる
バイクには乗っているうちにサビが出てしまう場所があります。
サビができるのは潮風や海水などに含まれる塩分が鉄の酸化を促すのが原因です。
海水だけでなく雨や生活用水もサビを作る原因となります。
メンテナンス道具を使えばサビは落とすことが可能です。
サビを落としたらサビがつきにくくなるようにコーティングもするようにしましょう。
サビを防ぐ方法
表面にメッキ加工がされている鉄のパーツは見た目を美しくするためだけにメッキ加工をしているわけではありません。
表面をコーティングする効果もあります。
スチールの上に施されているメッキは錆びさせることは厳禁です。
たとえ小さいサビでもそこからどんどんとサビが広がってしまいます。
もしもメッキにサビがでてきたらメッキをはがして再度メッキを施さなければなりません。
とはいえ何度もメッキをはがして再度施すのはコストもかかります。
そこで普段からメッキのサビを防ぐことを心がけましょう。
メッキのサビを防ぐには真水で良く洗うこととウエスで拭き取ることが大切です。
拭き取った後はしっかりと乾燥させて仕上げにサビ止めを塗るようにします。
バイクを保管する際にシートをかぶせたり屋内に保管したりすることも効果的です。
サビを落とす方法
鉄の表面にサビがついた場合、軽度の場合にはこすって落とすことが可能です。
メッキやコーティングがされていないパーツはどうしてもサビが出ることがあります。
軽度のサビであれはサンドペーパーやステンレスのワイヤーブラシ、金属用の研磨剤を使うと落ちることがほとんどです。
まずは目の粗いサンドペーパーでこすります。
表面のサビはこれでほとんど落ちますが、凹凸がある場合には特に凹んでいる部分がきれいに落ちきれません。
そこで細かい目のものやワイヤーブラシを使ってこするとほとんど落とすことができます。
さらに残っている細かなサビはワイヤーブラシに金属用の研磨剤を使ってこするとほぼ落ちて元の金属の状態になるので仕上げにウエスで拭いたら完成です。
もしも研磨剤でも落ちきれない場合には、研磨剤で磨くのとウエスでの拭きあげを交互に何度か繰り返すようにしましょう。
酷いサビの落とし方
サビがかなりひどい場合にはワイヤーブラシに研磨剤をつけて磨いた後ウエスで拭きあげる作業を10回以上は行う必要があります。
それだけしても難しい場合には市販のサビ落としキットを使うと落ちやすいです。
サビ落としキットはホームセンターやバイクショップで1000円以内で購入ができます。
サビ取り剤をつけてサビが浮いてきたらウエスで拭き取るだけなので簡単です。
かなり錆びている状態でもサビ取り剤をつけてウエスで拭くのを何度か繰り返せばかなりきれいな状態に戻せます。