9月 242020
 

湿式エアフィルターを交換する

湿式エアフィルターは小排気量のバイクで多く使用されています。
バイクに乗っていると意外とフィルターが汚れてきます。

フィルターを取り出したときにぽろぽろとフィルターの表面が剥がれたら交換が必要です。
交換をする時には純正品は取り寄せたらすぐに入手できます。

小排気量のバイクは車検がないのでエアフィルターのメンテナンスを怠りがちです。
自分で意識して定期的にチェックするようにしましょう。

湿式エアフィルターの洗浄方法

湿式エアフィルターを洗浄する場合、灯油を使ってもみ新井をしてフィルターオイルを使って拭き取りをするのが基本です。
灯油はバケツに1リットルほど入れます。
細長い容器を使うと少ない灯油で洗いやすいです。

フィルターを揉み洗いすると汚れが灯油に吸収されるので灯油がグレーになります。
フィルターを洗い終わったらウエスに灯油を吸収させてウエスの下に敷いて天日干しをして乾燥させたら洗浄は完了です。

乾燥したらエンジンオイルやエアフィルターオイルを塗布していきます。
エンジンオイルを使う場合には塗布した後オイルが均一に塗れて全体的に光っているか確認するようにしましょう。

エアフィルターにオイルを塗布する量によって空気の量が変わります。
塗布のし過ぎは混合比が濃くなり少なすぎると混合比が薄くなるので塗布する量を調整しましょう。
もしもアフターファイヤーが発生する場合には塗布量を増やす必要があります。

エンジンオイルで拭くのは問題ないのか

エンジンオイルを使ってフィルターを拭くのは抵抗がある人もいるものです。
しかしエンジンオイルやギアオイルを使ってのメンテナンス方法はディーラーでも推奨しているところがあります。

ただしオイルは汚いものを使っては意味がありません。
きちんときれいな状態のオイルを塗布して使うようにしましょう。

エアフィルターのメンテナンス頻度

エアフィルターは50000㎞走ったらメンテナンスが必要といわれています。
フィルターの吸い込み口は狭いですしフィルターまでの距離があるためあまりゴミがつきません。
あまりフィルターを交換しなくてもいいように作られているのです。

ただし走行する環境が悪ければフィルターは汚れやすくなります。
特に湿式はオイルで湿っているため汚れが付きやすいです。
エンジンをかけていなくてもどんどんとフィルターは汚れていきます。

そこで20000㎞ほど走ったらメンテナンスを検討しましょう。
20000㎞走っていなかったとしても車検が来たら交換するのを目安とするとわかりやすいです。
フィルターは汚れの状態で洗浄して同じものを使うのか新しいものを購入して付け替えるんか検討をしてみましょう。