3月 192021
 

DIYでETCを取り付けられる?

二輪用のETCは、車用に比べて比較的難易度が低いため、ある程度の知識がある人であれば簡単に取り付け可能ですが、セットアップ、取り付け共に認定店で行うことが義務付けられているので注意して下さい。
バイク用のETCには「アンテナ別型」「アンテナ一体型」の二種類があり、双方にメリット、デメリットが存在するため、用途に合わせて購入する必要があります。

アンテナ別型

(メリット)
アンテナとインジケータのみをフロントに取り付けるため、設置範囲が広く邪魔にならない。
ETC本体を格納出来るため、防犯性が良くカウル式ならば見た目にも全く分からない。
(デメリット)
配線が複雑なため、自分で取り付ける場合は面倒。
部品点数が多く、価格も高いため敷居が高い。
防犯性が高いため、ETCカードの抜き忘れが起こりやすい。

アンテナ一体型

(メリット)
部品点数が少ないため、セットアップされたものさえあれば自分でも簡単に取り付け出来る。
移動中も常に自分の目線にETC本体があるため、カードの抜き忘れがほとんどない。
店で取り付けを行ったとしても価格が安く、在庫も残りやすい。
(デメリット)
ハンドル周りに本体があるため、カードを抜き忘れると誰でも盗むことが出来てしまう(別途ロック機構のあるカバーを取り付けて対策する)
本体をハンドルまわりに設置するため、操作性やメーター類の視認性が悪くなってしまう可能性がある。

DIYでETCを取り付ける方法

認定店で取り付けすることが義務付けられていますが、いくつかの方法によって自分で取り付けることも可能です。
・オークションやフリマアプリなどで、バイク用ETCを購入する
この場合は、セットアップを変更することが出来ませんが、バイクの登録情報は(内容、排気量に関わらず統一されているため)使用することは出来ます。
(これは正規の方法ではありませんので絶対に行わないで下さい)
・非公式に二輪用ETCのセットアップを行ってくれる店でセットアップをしてもらう。
・中古の二輪用ETCを認定店に持ち込んでセットアップ、取り付けを行ってもらう
DIYで取り付ける際、一番の難関になるのは「ETCセットアップ」で、基本的に認定店でのセットアップ以外方法が無いため、お店に持ち込むことが前提となります。
(認定店の目印は「ETC SHOP」という青白のステッカーです。見つからない場合はITSサービス高度化機構というサイトで検索出来ます。)
また、DIYで取り付けを行うデメリットとして取り付け方法を間違えて誤作動トラブルを起こす可能性があります。
不可能ではありませんが、DIYでのETC取り付けは現実的にハードルが高いため、あまりおすすめ出来る方法ではありません。

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