4月 192020
 

チューブタイヤの修理は難しい

自転車のパンクとチューブタイヤの修理は同じです。
しかしチューブを取り出して交換をするのはかなり手間がかかります。
そのため意外と難しいです。

完全に自分で修理をすることはできなくても簡易的に自分で修理をすることはできます。
バイクショップまで運ぶ間の応急処置としては十分です。

チューブタイヤに自分でできる修理方法

チューブタイヤを自分で修理する際にはホイールを外してチューブを交換して元に戻すことが必要です。
最初にホイールを浮かす方法にポイントがあります。

サイドスタンドを立ててアクスルシャフトを緩める際には完全に緩めないのがポイントです。
ほんの少しタイヤが浮く状態にするとホイールの脱着作業が進めやすくなります。
タイヤが浮いたらアットを外してアクスルシャフトを引き抜きます。

ムシ回しで中のムシを外す際には空気が中に入っていないか確認しましょう。
中に空気が入っているとムシが飛んでなくなることがあるので注意が必要です。

タイヤを平坦な場所に置いたらバルブから離れた部分のタイヤとホイールの間にタイやレバーを挟んでホイールの外側にタイヤを外していきます。
タイやレバーがチューブを噛まないように気を付けましょう。
タイやレバーは複数本使うと外しやすいです。

ブレーキレバーが傷つかないようにタイヤを外していくとタイヤがホイールから外れやすくなる場所があります。
そこからはタイヤレバーを使う必要はなく手だけで十分です。

チューブを取り出したらタイヤの中に異物がないか確認します。
異物があると新しいチューブに交換をしてもまたパンクするためです。

中に異物がないのが分かったらスペアのチューブをエアバルブ部分からセットします。
均等にチューブを入れていくと入りやすいです。
ムシをセットして一度チューブを膨らませてみるとタイヤになじみ、タイやレバーによって噛み込むことも防げます。

ムシを外して空気を抜いたらエアバルブのところからタイヤをリムに戻しますが、途中かなり力が必要です。
無理して押し込むと中のチューブが傷むので気を付けながら押し入れていきます。
タイヤがリムに入ったら間にチューブが入っていないかをきちんと確認したらエアポンプで空気を入れて完成です。

チューブをリペアする方法

その場しのぎとしてチューブのリペアをする場合には空気を入れて水に沈めると穴の開いている場所が見つけやすいです。
穴は一カ所とは限りません。
一周して穴をすべて確認してからふさぐ作業を始めます。

穴を見つけたらパッチの大きさにやすりをかけて接着剤がくっつきやすくします。
接着剤を塗ったら指先に接着剤が突かないくらいまで乾いてからパッチを圧着させフィルムをはがしたら完成です。
タイヤに入れる前に、空気を入れて穴がふさがっているか確認をしてチューブを戻すようにしましょう。