リア周りをスッキリさせたいけどナンバーは?
リア周りの重苦しさを無くすためには、フェンダーレスキットやテールランプ、ウィンカーを小さくするなど、色々な方法がありますよね。
しかし、ナンバーに関しては明確な規定がわかりにくく、初心者の方ではほとんど違いが理解できないかも知れません。
快適なカスタムライフを楽しむために、もう一度ナンバーの取り付け方法について確認してみましょう。
ナンバーの取り付け角度
一番気になるのはナンバーの角度ですよね。
ナンバーを斜めにするだけでリアのラインがスッキリ見えやすく、とても簡単なカスタム出来ます。
それじゃあどこまでOKなの?こんな疑問にお答えしましょう。
・ナンバーは見える後方からしっかり見える角度であればOK
実はナンバーの角度に確実な規定は無く、結構アバウトなのです。
「見える範囲」という点がとてもアバウトですが、後ろから見てナンバーの内容をすべて確認出来るかどうかが一番のポイントとなります。
実際に後ろから見てナンバーを確認すると分かりますが、全体が見える角度というのはそんなに多くありません。
そのため、誰かに確認してもらいながら最適な角度を見つけカスタムしてみましょう。
一部の年式以降は例外
新規車両登録が令和三年以降の車両は、ナンバーの取り付け方法が指定されています。
・ナンバーを外側に出す角度は40度、内側に入れる際は15度。
この規定に則ったナンバーで無ければ車検には確実に落ちてしまうので気を付けましょう。
また、令和三年以前のバイクでも、明らかにナンバーが目視しにくいような車両や判定の難しい車両は、車検場によっては失格となるので注意して下さい。
250cc以下の場合でも、判断の難しい車両は整備不良として捕まる可能性があるので注意しましょう。
絶対にやっては行けないこと
角度に関しては自由のあるナンバーですが、いくつかの項目はやってはいけません。
もし、行ってしまうと400cc以上であれば車検で不合格となり、250cc以下の場合でも整備不良で罰則に対象となります。
・ナンバーの立て付けは禁止
アメリカンやカフェレーサーなどの旧車スタイルでは非常に人気のある取り付け方法ですが、車検では確実に通らない方法ですのでやめましょう。
公道でも警察に捕まりますので絶対にやめて下さい。
・ナンバーの折り曲げ、裏返し
これらの取り付け方法は、有無を言わさず違反です。
カッコつけたくなる気持ちは分かりますが、「百害あって一理無し」なのでやめておきましょう。
・SS、フルカウルバイクに多いナンバーを内側に折り込む方法
この方法は、後方からナンバーがしっかり確認できる場合はOKとなりますが、基本的に内側に織り込んでしっかりナンバーが見えるバイクはほとんど存在しません。
そのため、ほとんどの場合は違反となるので、どうしても実行したい場合は、後方からしっかり見えるのか確認しておきましょう。