ユーザー車検とはどのような車検方法か
ユーザー車検とは、その名の通り、自分自身でバイクの点検を行う方法です。
バイクのメンテナンスを自分自身で行うことが出来るライダーが、近年積極的に利用している車検方法として知られています。
そんなユーザー車検ですが、バイクの場合は、ちょっとした知識と技術さえあれば、法律的にも何の問題もなく利用可能です。
少し前まではあまり推奨されていない方法でしたが、近年では、車検場でも推奨され、多くのユーザーが利用しています。
ユーザー車検を行うことで、価格も大幅に抑えることが出来る点が、人気の理由として挙げられます。
車検自体は、主にこのような方法で行われます。
ユーザー車検の具体的な方法
ユーザー車検は、主にこのような方法で行われます。
まずは、バイクのメンテナンス、バイクの点検を自分で行います。
マフラーやオイル交換、タイヤチェックやチェーンチェック、ブレーキパッドなどを始めとした、通常のチェック項目を自身で確認していきます。
基準値を満たすために必要な項目を自分で点検し、基準値を満たすように、部品交換やメンテナンスを行いましょう。
万が一改造などがある場合は、基準値を満たすことが出来るように、自身で既製品の取り付け直しなどを行う必要があります。
次に、ユーザー車検対応可能な車検場に向かい、届け出と登録を行いましょう。
バイクの点検交換を行ったら、それで終わりではありません。
自分で点検をしたものが法律的に通用するものなのかどうか、交通法に違反していないかどうか、問題なく走ることが出来るかどうかチェックしてもらいます。
ユーザー点検をすることが出来る車検場にもっていかないと、取り扱いをしてもらうことが出来ません。
事前に近くにユーザー点検対応可能な車検場かどうかをしっかりと確認しておきましょう。
問題が無ければ、そのまま新しい車検証とステッカーを貰って、車検完了です。
車検時間自体は、20分前後で完了しますので、お金だけではなく、時間短縮も行うことが出来る点が大きなメリットになります。
ですが反対に、自分で行った点検が、万が一基準値を満たしていない場合。
また改めて自分でメンテナンスを行いなおす必要があり、再度検査を受けなおす必要性があります。
そうなってしまっては元も子もありませんので、きちんと自身で点検を行い、無駄にお金と時間を使わずに済むようにしましょう。
ユーザー車検は、バイクの知識がある方、メンテナンス技術がある方におすすめです。
ある程度の知識などがあればどんな方でも、ユーザー車検の利用が可能です。
日頃から自分自身でバイクメンテナンスをしている方は、ぜひ利用してはいかがでしょうか?