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5月 252019
 

持っておくと緊急時に便利なバッテリー充電器

バイクの内部にはバッテリーが内蔵されており、灯火類の点灯やスピードメーターの表示、その他エンジン内の制御をするコンピューターの動力など多くのことが行われるようになっています。

しかしこのバッテリーは長く使っていると放電量が大きくなってしまい、いわゆる「バッテリー上がり」の状態になってしまいます。

バイクのバッテリーは普通に使用をしている時には走行中に自家発電を行い自動的に充電されるのですが、長く走行をしていなかったり電力を多く使用する時間や電力量が多くなると充電残量がなくなってしまいます。

バッテリーが切れてしまうことでエンジンをかけることができなくなるとともに、エンジン内にガソリンを適切に送れなくなり走行に使うことができなくなります。

そんなときに便利なのがバッテリー充電器(バッテリーチャージャー)で、これを使うことにより緊急時に電力を供給してとりあえず必要となる電力を確保することができます。

それほど毎回使用をする機会のあるような製品ではないのですが、外出時に急にバッテリーがなくなってしまったような場合にすぐに対処をすることができるという安心感があります。

スマートフォンなどでも緊急時の充電用にモバイルバッテリーを持ち歩いている人がいますが、バイクの場合でもだいたい同じような用途で使用していくことができます。

バイクに搭載されているバッテリーはほとんどの場合12Vで、ごくまれに6Vというものがあります。

まず充電器を購入するときには持っているバイクの電圧が何Vであるかを確認してそれに適合したものを探します。

バッテリー充電器はいくつかのメーカーから販売されていますが、だいたい5000円~10000円程度で変えるものが多いようです。

バッテリーチャージャーは容量によりサイズが異なりますが、緊急用に持ち歩くのであれば小型の5000円くらいで購入することができるものがおすすめです。

基本的には小型でも十分

外出時に急にバッテリーあがりになってしまったときには、他のバイクから電気を分けてもらうことがあります。

その場合もバッテリー充電器を使うときとだいたい要領は一緒で、専用のコネクタを電極につないで行います。

バッテリーチャージャーというとモバイルバッテリーと同じように完全に充電させるために行うことのように思えますが実はそういうわけではありません。

基本的にバイクはエンジンがかかってしまえば自家発電で充電をしていくことができるので、極端に言えばエンジンスターターを動かすことができる電力がありさえすれば走行をしていくことができます。

なので小型の充電器であっても用途としては十分です。

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4月 242019
 

トップブリッジを交換する原因

トップブリッジは、バイクのスピードメーター付近にあるフロントフォークを支えるための部品です。

バイクのフロントタイヤには、路面からの衝撃を和らげるためのサスペンション付きのフロントフォークが日本設置されていますが、それを本体に接続しているのがトップブリッジとなります。

フロントフォークは衝撃緩和をすると同時にハンドル操作を前輪に伝える操舵機能も担っているので、それをしっかりと支えるトップブリッジの役割は大変大きなものです。

しかし一方でトップブリッジは上向きに固定されている部品であることから、雨など悪天候の影響を受けやすく、また風などの影響も強く受けることからサビや汚損が起こりやすくなっています。

ライダーにとってもバイクに乗ったときに目立って目に入るパーツであることから、性能アップとともにドレスアップ目的で交換をすることがよくあります。

またトップブリッジは左右がセパレートハンドルになっているバイクではその接続部としても使用されます。

バーハンドルタイプのバイクの場合、トップブリッジの上を横切るようにして設置をされることになりますので、交換を考えるときにはそのバイクのハンドル仕様と合わせて適切なものを選ぶようにしましょう。

トップブリッジには複数の部品が組み合わされていることから、交換をするときにはそれらも合わせて交換をするのがおすすめになります。

必要工具をざっと並べると、まず交換用のトップブリッジの他、ステアリングセンターナット(ソケット)、トルクスビットソケット、フロントスタンド、その他ゴム板やネジロック剤、ショックドライバーといった用具も必要になります。

バイクの操作性を決める非常に大きなパーツの交換になることから、お店で交換を依頼すると非常に高額になることが多く、整備費用込で約10000~45000円程度がかかるのが相場です。

自分でDIYとして行うことももちろんできますが、その場合にはかなり大規模な分解を伴いますので必要な環境を整えた上で行うようにしましょう。

トップブリッジの交換方法、ポイント

トップブリッジを交換する時に注意をしたいのが、キーシリンダーの配線があることからコネクタを正しい位置に戻せるようにするということです。

トップブリッジの交換とともにキーシリンダーを交換するという人もおり、その場合はキーレスエントリーができるようにするなどスペックアップを目的にしています。

配線を維持できるように固定をしてからステアリングステムのセンターナットを取り外していきます。

この時フロントフォークを支えているパーツがなくなるため自立をすることができなくなります。

ですのであらかじめフロントスタンドを用意して転倒しないようにしておきましょう。

3月 232019
 

クラッチワイヤーを交換する原因

MTバイクでは運転中にクラッチレバーを握ってギアを切り替える操作を繰り返すわけですが、このワイヤーが何かの拍子で切れてしまうことがあると操作ができなくなってしまいます。

それにより走行不能になってしまう場合もあるので、完全に破損をしてしまう前に定期的にメンテナンスをする必要があります。

クラッチワイヤーはそうそうめったに壊れる部品ではないのですが、使用頻度が高い部品であることから使用をしているとどうしてもほつれやサビが発生してしまい、そこから破損が発生しやすくなります。

クラッチワイヤーの摩耗はすべてのバイクで一定ではなく、車種や乗り方、保管環境などにより異なってきます。

そのためクラッチワイヤー交換の目安はエンジンオイルやタイヤのように明確に走行距離や年数は定められておらず、メンテナンスをしたときに前兆となる症状があった場合というふうに言われています。

クラッチワイヤーが破損する危険のある前兆症状としては、使用をしていて普段よりも重みを感じるようになったということがあります。

とはいえもうすぐ破損をするということはプロでも見分けるのは難しいものなので、普段から定期的にチェックをしておき、必要に応じて注油や清掃をしていきましょう。

クラッチワイヤーへの注油は最低でも年に1回程度は行うのがよいとされています。

部分的に破損が見られたり、機能が低下してきたと感じるなら思い切って交換をしてみるというのも一つの方法です。

クラッチワイヤーの交換はお店に依頼をしたときの相場では5000~10000円程度となっています。

ただしバイクの車種によってはかなり複雑な配線をしていることもあるので、その場合は割増で工賃を請求されることもあります。

とはいえフロントエンジンの一般的なバイクであればそれほど作業は難しいものではありませんので、ある程度DIYができる人であれば簡単に交換が可能です。

クラッチワイヤー交換方法、ポイント

クラッチワイヤーの交換の手順としては、ハンドル部分についているアジャスターとともにクラッチアームに接続しているアジャスターを外します。

クラッチレバーに接続しているワイヤーはわかりやすいのですが、クラッチアームの場所は見えづらいこともありますので、その場合は停まった状態でクラッチを握ってみるとクラッチが動くので判断がしやすくなります。

アジャスターはボルトで接続されているのでそれらを両側で緩めてから取り外します。

クラッチアーム側のワイヤーは「クラッチワイヤーステー」という専用の固定金具がつけられているので、取り外したナットとともになくさないように近くに保管をしておきましょう。

あとは既存の配線を忘れないようにしながらゆっくりと抜き取り、新しいものを接続していきます。

2月 222019
 

クラッチレバーを交換する理由

MTバイクを運転するときには必ずクラッチレバーの操作を頻繁に行う必要があります。

しかし長く使っていると少しずつ「クラッチが重い」と感じるようになってきます。

また転倒や接触事故があった場合、クラッチレバーは簡単に折れてしまったり曲がってしまったりするので正常に運転を続けていくためには交換をしなくてはいけない場合もあります。

特に現在不具合を感じていないという人も、ドレスアップ目的やより自分の運転しやすいものにするために交換をするということもあるようです。

クラッチレバーの交換をする時にはまずどのようなレバーにするかということを最初に考えます。

クラッチレバーの中にもいくつかの種類があり「パワーレバー」「ビレットレバー」「ライトクラッチ」といった名称で区別がされることがあります。

ブレーキレバーおよびクラッチレバー本体の価格はそれぞれメーカーによって異なりますが、シンプルなものであれば1000円程度から購入ができます。

より高度な機能を持ったスポーツモデルなどになると1本2500~10000円程度するものがあるので、どこまでの機能を求めるかによって使い分けをしていくとよいでしょう。

レバー部分だけを交換するのはそれほど難しいことではなく、慣れた人であれば5分程度で簡単に作業をすることができます。

修理工場などプロの人がいるところでお願いをすると、工賃は高くても2000円程度、安い場合は交換用パーツの価格のみで行ってくれたりします。

必要な工具もそれほど多くありませんので、気軽なDIYとして挑戦をしてみるというのもよいかもしれません。

クラッチレバーの交換方法、ポイント

クラッチレバーの交換の流れとしては、まずクラッチレバーを取り外してから周辺をきれいに清掃し、機能的に問題がないか点検をしたのちにグリスを塗布し、新しいクラッチレバーを取り付けるというふうになります。

クラッチレバーはレバーの根本部分にあるボルトで固定をされているのでまず最初にそちらをソケットやドライバーなどを使って取り外します。

その後クラッチと接続しているジョイント部を押し込むようにすることで外れるので、完全にバイクから取り外しましょう。

アジャスターは専用の固定ナットで接続されているので、まずは回転させて接続を緩めてからブラケット側に締め付けるようにすると取り外すことができます。

取り外したばかりの時には金属の接触部にサビやよごれが堆積していると思うのでクリーナーなどを使ってきれいにしたのち、グリスを接続する箇所に十分に塗布をしてから新しいレバーを設置します。

元通りに接続をし終わったら必ず遊びの具合を確認し、きちんと機能をしているかどうかを確認してください。

1月 292019
 

トルクレンチとは

トルクレンチはバイクをメンテナンスするのに持っておくべきアイテムと言われています。
しかし、せっかく購入したのにうまく使いこなせないという人も少なくありません。

せっかく購入したならばきちんと使いこなしたいものです。
そこでここでは自分に合ったトルクレンチの選び方と活用方法を紹介していきます。

トルクレンチの選び方

メーカーによって同じトルクレンチでも価格が違いますし幅が違ったり設定が違ったりといった特徴があります。
そのためたくさんの種類の中からどれを購入すればよいかがわからないことも多くあります。

どのようなトルクレンチを購入すればよいかを考えるのではなく、なぜトルクレンチが必要なのかを考えて見ましょう。
多くの人はトルクレンチを購入するのには理由があるはずです。
どこかのメンテナンスで必要を感じているはずであり、その作業にあったものを選んで購入すれば自分に合ったトルクレンチが見つけられます。

トルクレンチを使う場面としてはエンジンの組み立て、ホイルナット締め、オートバイのレストアなどいろいろな目的があります。
そのため、その目的に合ったトルクのレンチ幅のものを購入すれば自然と用途に合ったトルクレンチが見つけられるのです。

ほかの作業でも使えるトルクレンチ

例えば、バイクのメンテナンスに使えるのはもちろんですが、ほかの部分でも使うことができるものであれば一つ購入していくつかの用途ができるためお得に感じますし購入してよかったと思えるものです。
しかし、実際トルクレンチを購入してほかの作業に使いたいと思っても、具体的に何に使いたいかということが明確になっていないという人も少なくありません。

確かに他の場面でも使えるととても便利ですし、購入してよかったと思えるものです。
しかし、トルクレンチはレンジ幅が決まっており、整備用のものは日常で使える場面がほとんどありません。
そのため多くの場合には購入したトルクレンチがほかの用途に使えるということはありません。

購入したトルクレンチはあくまでもバイクのメンテナンスでホイルナット用に購入したそれ以外に用途が無いものだと思っておきましょう。
単機能のトルクレンチになるため、だからこそしっかりと使って元を取るようにするしかありません。

単機能であるため、トルクレンチは購入するべきかどうかということで悩む人も多くいます。
しかし、作業をする中でトルクレンチがある場合とそれ以外のレンチで代用する場合とでは作業の手間が格段に違いますしトラブルも少ないです。
多く使う道具だからこそ少しでも簡単に作業することが理想であり、そのためにはトルクレンチは持っておくべきアイテムです。