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11月 272021
 

バイク用USB電源とは

その名の通り、バイクで使用出来るUSB端子のことです。
一昔前まではシガーソケット電源を取るのが一般的で、ナビやその他の電源を取る際にはシガーソケットを利用していました。
現在ではスマホをナビ代わりに使用することが多くなり、バイクに乗るためには必須と言われるほどポピュラーになりつつあります。

バイク用USB端子の利点

バイク用USB電源は車用と違い、耐久性と防水性に優れています。
また、供給電力は電源を取るポイントによって変更できるので、消費電力の小さいものから大きいものまで幅広く対応することが可能です。
USB電源をつけることによって、スマホを充電しながら使うことはもちろん、アクションカムを充電しながら使用したり、他の機材を充電しながら走行するなど、車と同等の使い勝手を実現することが出来ます。
防水性に優れ、機種によっては防水カバーや防水対策が強化されているので、雨天時の感電の心配等もありません。

USB電源を取り付ける際の注意点

USB電源をつける際に気をつけるポイントはいくつかあるので一つずつ確認していきましょう。
・USB電源の種類を確認する(使いたいものを選定する)
USB電源の中には、USB端子のみを接続できるもの、シガーソケットと併用出来るもの、消費電源を抑えるためにスイッチが装備されたもの、電圧計などの違う機能を搭載したものと色々なデザインのモデルが存在します。
自分の使用目的にあったデザインと機能性のものを選びましょう。
・装着する場所を確認する。
USB電源はハンドルバーに取り付けるものから、ハンドルポストに付けるもの、マスターシリンダーの蓋につけるものなど、いくつかの種類が存在します。
その中から、愛車に一番マッチするモデルを選び、取り付け場所をしっかり決めておきましょう。
・電源を取る方法を決める
一番簡単な装着方法はバッテリーから直接電源を取る方法ですが、この方法では使用していない間も電気を消費してしまうため、その際はUSB電源自体にスイッチが搭載されているモデルを選ぶ必要があります。
アクセサリー電源から供給する方法の場合は、通常のUSB電源を使用することが出来るので、選択肢が多くなります。

USB電源を取り付けてみる

取り付ける電源と取り付け方法が決まったら実際に取り付けて見ましょう。
1. バッテリーのマイナス端子を外し、電源を取り出す場所を作っておく。
漏電防止と作業を円滑にすすめるため、電源を取る場所と配線を這わせるラインにある部品を予め外して起きます。
2. USB電源を任意の場所に取り付け、配線に余裕をもたせた状態で電源部に配線を引き込みます。
配線はタイラップなどで仮止めし、ハンドルを左右に切って配線が接触、圧迫されていないかをチェックして下さい。
3. 電源取り出し部まで引き込んだら、二股ギボシを使ってアクセサリー電源を取り出す。
アクセサリー電源(キーをオンにした時通電する電源)はヘッドライト、テールランプ、ブレーキランプ、ホーンなどから取ると簡単です。
車種によってはアクセサリー電源用カプラーやギボシが最初から搭載されているモデルもあるので、接続する前に電源を確認しましょう。
配線が分からない場合は、テスターを使用してキーがオンになった時に通電する配線を探しましょう。
4. 電源を接続してバッテリー端子を戻し、キーをオンにしてUSBが使用出来るか確認する。
この時点では、まだ配線を固定せず外した部品もそのままで行って下さい。
USBを含む全ての電装系統が問題なく動作することが確認出来たら、配線を固定し、外した部品を取り付けて完成となります。

10月 262021
 

カウルに傷って治せるの?

大事にしている愛車に傷がついた時、心のそこから落ち込んでしまいますよね。
カウルの傷を治そうと思って業者に頼むと、カウルの塗装し直しで大きな費用がかさんでしまい、心身共に参ってしまうでしょう。
でも安心して下さい。
費用をかけなくても、傷を消して綺麗にする方法はいくつかあります。
今回は簡単な方法で大事な愛車の傷を治せる方法をいくつかご紹介して行きたいと思います。

傷の修正方法

傷の修正方法にはいくつかの方法があり、損傷の程度によって修正方法は大きく変わります。
・タッチペンによる補修(軽度の傷~深い傷)
一番簡単で費用も安く済む方法ですが、完璧に仕上げるには技術が必要で、「簡易的な修正、目立たない程度にする」のが基本の方法です。
バイクのカラーコードに合ったタッチペンを用意し、傷に沿ってなぞるだけで傷は目立たなくなります。
高度な修正を行う場合は、プラサフを使用し下地を作った後、タッチスプレーで均一に塗るのがおすすめです。
・コンパウンドでの補修(軽度の傷)
コンパウンドを使用する際は、塗装面の損傷が少なく下地まで到達していない場合のみとなります。
磨きキズや、広範囲の浅い擦り傷などを消す場合に有効で、傷のレベルによっては耐水ペーパーで下地を作ってからコンパウンドをかけることで綺麗に仕上がります。
この方法もある程度の技術と計画が必要で、闇雲にコンパウンドをかけると傷が大きくなる場合があるため、確認しながら徐々に傷を消していきましょう。
・パテによる補修(中度~重度の傷)
パテを使う時は、傷の深いものや、削られた塗装面を復元するなど、大規模な修正に関わってくる場合になります。
パテ補正の場合は、その後の処理や塗装処理など、工程も大きく時間もかかるのでしっかりとした計画を立てたほうがいいでしょう。
表面を平らにしていく工程には忍耐力が必要ですが、業者に頼むよりは安くなるため根気をもって取り組みましょう。

カウル割れの修正方法

上記の方法はカウルの傷に効果的ですが、カウル割れに対しては有効ではありません。
そこで、カウルが割れた場合はこちらの方法が有効になります。
・プラリペアを使用した修正
プラリペアは合成樹脂パウダーを液剤と混ぜわせて使う補修素材で、割れた部分の接着に使います。
割れている箇所の接着用途に使うことが多いですが、小さな欠け程度であれば、プラリペアを使用して、損失箇所を復元することも可能です。
パテと同じ様に接着後、いくつかの工程を行う必要性がありますが、比較的安価に入手出来るものなので、割れてしまって絶望する前に試して見ましょう。
・パテとタッチペンを併用した修正
パテを接着代わりに割れや欠けを修正することも可能です。
割れ部分にテンションが掛かっている場合は補修箇所が動かないように裏側からテープで固定したり、接着剤で予め固めてから使用するのもいいと思います。
接着後にタッチペンなどで塗装すれば割れ部分も目立ちにくくなり、安価で修正が完了します。

お金をかけないで直したい場合

傷の補修に関しては塗装面の補修が必要なため、どうしてもタッチペンなどの専用素材が必要ですが、カウル割れの場合はプラスチック用接着剤を使うのもおすすめです。
また、超強力野外性防水テープなど、ホームセンターには代用できる製品が沢山あります。
その中から愛車の素材に一番適応しているものを選定して、DIYで格安な方法を見つてください。

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9月 252021
 

実は汚れている?バイクシート

常に座っている箇所だからあまり汚れないと思っていませんか?
バイク用のシートは防水性と耐久性に優れ、汚れを弾くものもあるためほとんど汚れないイメージがありますが、実は一番汚れやすい所なのです。
また、ある程度の汚れやシミ程度であれば時間が立つほどに目立たなくなり、「掃除をしなくてもいいか」という勘違いを起こしやすい場所でもあるのです。
気づいた時には「時すでに遅し」なんてことにもなりかねないので、バイクシートも定期的なクリーニングをしていく必要があります。

バイクシートの汚れはとても強固

バイクシートの汚れは皮に染み込んでいるため、表面上の清掃ではほとんど落ちることは無く、表面を拭いたり、バイクシャンプーで洗浄した程度では変わりません。
また、シート皮には防水性や保湿性のある素材が含まれているため、ただ汚れを落とすだけだとそれらの成分まで失ってしまい、変なシミや汚れが出たり残ったりする場合があります。
そこで、バイクシートを洗浄する場合は、専用のクリーナーを使用することをおすすめします。

シートクリーナーを使う際の注意点

シートクリーナーの主成分は界面活性剤やキレート剤です。
これらの成分は洗浄能力が非常に高く、頑固な油汚れや固着した汚れを剥がして落としていきますが、同時に潤い成分や素材の柔軟性も失うというマイナス面も持ち合わせています。
そのため、シートクリーナーを使用するにしても「やりすぎ」は禁物で、汚れの程度によって使用方法に注意する必要があります。
最近のバイクシートであれば、数年で劣化するということは少なくなりましたが、クリーナーの使いすぎによって皮の柔軟性が無くなり、すぐに破れてしまうという事象も起きています。
シートクリーナーで失った潤いを補うためのケミカル剤(シリコン系)が存在していますが、あまりおすすめ出来ません。
シリコン系のケミカル剤は「ツヤ出し、シート保護」を目的として販売されていますので、シートの保護には活用できるのですが、表面がツルツルになりすぎるためライダーの安定感が著しく低下してしまうのです。
安全な運転を行うためにも、シートの安定性は大事なポイントなので、走行時の不安を装うケミカル剤の使用は避けたほうがいいでしょう。

おすすめのクリーナー

いくつかの注意点はあるものの、バイクシートの清掃には「シート専用クリーナー」がおすすめです。
簡単な汚れであれば、ウエスにクリーナーを塗布して吹くだけで簡単にシートの汚れが落ちていきます。
汚れが酷い場合、直接スプレーして数分置いた後、ウエスで拭き取る工程を何度か繰り返しましょう。
長時間の塗布は素材を痛め、シートの柔軟性を失うことになるのでやめて下さい。
シート専用クリーナーは非常に優秀ですが、あくまで「バイクシート」の洗浄用に作られているので、ボディや金属部分には別のクリーナーを使うようにして下さい。

8月 242021
 

いつまでも愛車を綺麗に保つ方法

「いつまでも新車の輝き保ちたい」「サビや汚れで汚くなった愛車を復活させたい」
バイクに乗っていれば誰もが一度は考えることですよね。
「でも、車と違ってバイクの洗車は面倒だし、サビ落としとか面倒だよ」なんて思っていませんか?
安心してください、これから愛車をピカピカにする方法をご紹介します。

金属磨きから始めよう

バイクの洗車にとって、金属磨きが「洗車」だと」言っても過言ではありません。
バイクにはむき出しの金属部分が多く存在しており、どの部品も目立つ所なので綺麗にしておきたい所です。
洗車をするならば、まずは金属部分をピカピカにすることを念頭にはじめて見ましょう。

メッキなら専用ケミカル剤がおすすめ

バイクに使用されているクロームメッキは非常に綺麗で、常にピカピカ状態を保っていたい所です。
そんな時におすすめなのが、クロームメッキクリーナーです。
メッキクリーナーには傷がつかない程度の微粒なコンパウンドが入っているため、磨きキズをつけること無く表面のサビ、汚れを落とし、小さなキズを消してくれます。
使い方はとても簡単で、メッキクリーナーをメッキパーツに吹き付けてウエスで磨くだけです。
微細なコンパウンドですが、傷をつけないよう易しくしっかり拭き上げて下さい。
メッキの厚さによっては表面に点サビが浮き出てくる場合もあります。
そういった場合には、先に点サビ部分のサビを削り落とし、出来る限り小さくしてからメッキクリーナーを使用して下さい。

サビ取り、サビ防止は必須事項

塗装面やメッキは錆びにくいですが、経年劣化によりクロームメッキ部に点サビや大きなサビが出来てしまうことがあります。
点サビであれば対処可能ですが、大きくなってメッキを剥がすようなサビが出来てしまうと自力ではどうにも出来ません。
サビを見つけた場合は迅速に対処し、最悪の自体を回避できるようにしましょう。
・クロームメッキ部のサビ防止
クロームメッキ部には点サビが起こりやすく、クリーナーで清掃したとしても見えない部分にサビが発生している場合もあります。
そのため、メッキ部への錆止め防止剤はおすすめです。
クリーナーを使用して綺麗にした後はクロームメッキ用サビ防止剤を使いましょう。
海の近くや海岸沿いを走行することが多いライダーの方はサビ防止にとても効果的なのでおすすめです。
・サビた部分の錆落とし
サビている部分が「鉄」の場合であれば、サビ取り剤がおすすめです。
サビている箇所にサビ取り剤を刷毛で塗布し、数分後に拭き取ります。
軽度のサビであればこれだけで落ちますが、重度の場合はこの方法を何度か繰り返しサビが無くなるまでやり続けて下さい。
サビ取り剤は他の素材への攻撃性がとても強いため、鉄以外の部分に使用すると変色や変形の危険性があるため気をつけて下さい。
サビをしっかり取り除き、サビと汚れに無縁の愛車を取り戻しましょう。

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7月 242021
 

高性能プラグってどんなもの?

高性能プラグはいくつか存在しますが、有名な所で「イリジウムプラグ」「レーシングプラグ」があります。
・イリジウムプラグ
イリジウム合金混ぜ込んだ合金を使用しているプラグで、金属耐性が通常のプラグに比べて大幅に高く、耐久性が高いというメリットがあります。
また電極が細く、放電が散らばらないので効率のいい点火が可能になっています。
・レーシングプラグ
レース使用を目的としたプラグで、プラグ耐久性はノーマルプラグより遥かに高いのが特徴です。(価格も遥かに高い)
電極の中心に白金を使用し、電極を細くすることによって点火率を上げています。
レーシングプラグは、高圧縮、高回転での長時間使用を想定して作られたものなので、一般道では使用できず(使えるがデメリットのほうが多い)通常のライダーが使用することはまずありません。

高性能プラグのメリット

ノーマルプラグに比べて、点火効率が大幅に向上しているので以下のメリットがあります。
・燃費、トルク、加速性能の向上
燃費の向上はわずかですが、イリジウムプラグを使用することで低速域のトルク向上、高回転時の加速不良などを防ぎます。
(旧車であるほどその効果は絶大で、キャブレター車の場合は大きな恩恵がある)
・電装系部品の寿命向上
古くなったり、ヘタっているプラグを使用していると、イグニッションコイルに負担がかかり駄目になってしまう場合があります。
高性能プラグの利用は、点火系部品の寿命向上に貢献します。

高性能プラグのデメリット

・価格が高い(費用対効果を考えると安い)
価格が高いと言っても、プラグ本体の寿命、電装部品の寿命向上、燃費向上などのメリットを考えるとあまり大きなデメリットではありません。
むしろデメリットはこれ位しか無く、メリットの方が遥かに大きいです。

旧車や2ストエンジンにも使えるのか

・4サイクルエンジンの旧車
殆どの車種で問題無く使用できます。
昔のバイクは電装システムに欠陥のあるモデルが多いので、プラグを始めとする電装系カスタムは非常に効果的と言えるでしょう。
とくに旧車の点火効率は非常に悪く、現在のシステムよりも遥かに劣っている場合がほとんどなので、積極的に高性能プラグを使用していきましょう。
・2サイクルエンジンの場合
基本的に使用出来ますが、予めメーカーで使用可能なプラグを選んだ方がいいでしょう。
2サイクルの旧車も同じく、点火システムや電装系システムに欠陥のある車両が多いので、プラグを始めとする電装カスタムは非常に効果的です。
2サイクルエンジンの旧車で使用する場合も4サイクルと同じで、エンジン始動性の向上、アイドリングの安定化、高回転時の加速不良防止など大きな恩恵があります。
高性能プラグを使用して、更に快適なバイクライフを贈りましょう。

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