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2月 282023
 

塗装面のくすみは微細な傷が原因

買ったばかりの新車なら、どんなバイクもぴかぴかです。
しかし、どんな高いバイクでどんなに大切に乗っているつもりでも、時間が経つとそのぴかぴかがだんだん薄れていきます。
乗り物として屋外で使っている以上は仕方のないことですが、塗装面のくすみはどうにかならないものかとお悩みのライダーは少なくないでしょう。

ぴかぴかだった塗装面が白く濁るようにくすむのは、表面についた微細な傷に光が当たって乱雑に反射するからです。
このくすみを取るには、傷に当たる光の反射を整える必要があります。
具体的には、コンパウンドという研磨剤を使って傷の角を削り、丸くすることが一つです。

そのうえで、傷の中に溜まった汚れを除去し、そこに樹脂(レンジ)を充填することで傷に当たる光に反射をきれいに整えることができます。
するとくすみがなくなり、新車のときと同様のぴかぴかの輝きが復活するのです。

塗装面の磨き方

表面に塗装処理がされているパーツの場合、塗装面専用のコンパウンドを使います。
微細な傷であれば、コンパウンドを使って磨くだけで傷があるかどうかわからないレベルまで目立たなくすることが可能です。

ただし、いきなりコンパウンドで磨く前に、下準備を忘れないようにしましょう。
まずは磨く表面にほこりや汚れが付いていないか確認してください。
ほこりや汚れがついている状態でコンパウンドを使って磨くと、それら異物を塗装面にこすりつけることになってしまいます。
傷を目立たなくするつもりが、かえって傷を増やすことになるため注意が必要です。
できれば、塗装面を磨く前に洗車をしておきましょう。

また、磨くうえで邪魔になりそうなパーツはあらかじめ取り外しておきます。
パーツを取り外すのは面倒ですが、パーツがあると手の届かないところも出てくるでしょう。
すると、磨いたところと磨いていないところでムラができて、きれいにするつもりが逆にアラを目立たせることになってしまいます。

余計なパーツを外して洗車が済んだら、いよいよコンパウンドで磨きます。
まず、ウエスやクロスにコンパウンドを少量取ってください。
小豆大の粒を3滴ほどで十分です。

燃料タンクを磨く場合、ある程度力を入れてコンパウンドを塗り込むように磨きます。
次に、きれいなウエスやクロスを使って乾拭きです。
微細な傷がなくなり、タンク表面に輝きが戻ったでしょう。
これだけでバイクの印象が大きく変わります。

スクリーンや、メーター、灯火類に使われている透明の樹脂製パーツも磨いておきましょう。
傷が目立たなくなるだけでなく、視認性が上がって安全性の向上にも寄与します。
ただし、透明の樹脂パーツ専用のクリーナーを使ってください。
また、タンクなどと比べてデリケートなパーツなので力をこめてごしごしこするのはNGです。
なでるように優しく磨いてください。

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1月 312023
 

カーボン製パーツによる軽量化効果

車体の重量を軽くするためのカーボン製パーツは、多数販売されています。
バイクのパフォーマンスを測る目安に、最高出力で車両重量を割った「パワーウエイトレシオ」という数値がありますが、車体が軽くなれば当然この数値は大きくなるわけです。
したがってカーボン製パーツで軽量化を図れば、同じバイクでも加速性能がアップすることになります。

レーサーマシンの場合、こうした軽量化は盛んです。
カーボン製パーツを多用するのも、すこしでも軽くして1,000分の1秒でもタイムを縮めるためですから理解できます。
そんな必要のない一般のライダーにとっても、軽量化によって加速性能がアップするとなると、カーボン製パーツなどの軽量パーツに興味がわくのも当然でしょう。

実際、カーボン製パーツはたくさん市販されています。
たとえば、「CBR1000RR-R ファイアブレード」用にホンダがオプションとして用意しているドライカーボン製のアンダーカウルの場合、重量は685gです。
標準の純正品と比べて25%、230gも軽くなっています。
ただしコストもそれ相応にかかって、オプション価格は22万円ほどです。

これ以外にも、「CBR1000RR-R ファイアブレード」はいくつかオプション品としてカーボン製パーツが用意されています。
エアボックスカバー、ハガー、フロントフェンダーなどがそれです。
全部カーボン製に交換することで、合計460gほどの軽量化を果たせます。
しかし、オプション価格の合計は50万円を超えてしまうほど高額です。

カーボン製パーツに交換する費用と軽量化の効果は釣り合わない

先ほど挙げた例のように、カウルをすべてカーボン製パーツに交換したら、スーパースポーツバイクの場合それなりに軽くなったと実感できるでしょう。
しかし、そのわずかな感覚のために数十万円もの費用をかける意味はあるのでしょうか。
速度制限のある公道で走る以上、残念ながら自己満足以上の効果はありません。

そのような高い費用をかけてパーツを交換するより、ガソリンを少なめにするだけで簡単に軽量化できます。
いつもガソリンを満タンにしている人がその量を半分にするだけで、1円も余計なお金を使わずに数十万円かけてカーボン製パーツに交換するより軽量化が果たせるわけです。

ガソリンを減らさなくても、バイクに乗る自分自身の体重を減らすことでも軽量化になります。
太り気味のライダーなら、ダイエットすることでマシンの加速性能がアップするだけでなく、健康的な体も手に入るわけです。
加えて、体重が減ることでライディングフォームが安定し、ニーグリップもしやすくなるでしょう。
このように、パーツ交換よりも総合的にマシンのパフォーマンスが高まるわけですから、まずはお金をかけない方法で軽量化を考えてみてはいかがでしょうか。

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1月 292022
 

HID(LED)ヘッドライトって何?

現在では使用されることが少なくなってきていますが、一番ポピュラーなライトにハロゲンライトがあります。
そのハロゲンライトを大幅に超える明るさと性能で登場したのがHIDライトです。
HIDライトのHIDはHigh Intensity Dischargeの略で、「高輝度放電灯」とも言われています。
そして、HIDに変わる存在として登場したのがLEDはライトです。
LEDライトはLight Emitting Diodeの略で、「発光ダイオード」とも言われます。
両者共に明るいという点が似ていますが、それぞれにメリット、デメリットがあります。

HIDヘッドライトのメリット、デメリット

HIDライトは金属原子高圧蒸気中のアーク放電による光源を使用していて、非常に明るく指向性の高いひかりを放ちます。
通常のハロゲンランプと違い、ヘッドライトバルブの間にイグナイターとバラストという2つの機器を挟み、10Vの電圧を2万ボルトまで昇圧させ放電します。
HIDライトはバラストの性能によって明るさが変わりますが、35wバラストでハロゲンランプの3~5倍と圧倒的な明るさを実現しています。
しかし、部品点数が多いことや、製品によっては耐久性が異なることや、価格が高いなどの理由で導入には注意が必要です。
「メリット」
・ハロゲンランプの数倍の明るさを実現しているため、非常に明るい。
・指向性も高いため、昼、夜問わず他の車両から確認しやすい。
「デメリット」
・部品点数が多いため、バイクのライトに採用するには別途イグナイター、バラストを格納できる場所が必要になる。
・メーカーによって製品のバラツキが多く、信頼できるメーカー以外の製品は非常に壊れやすい。
・本当に使えるものは価格が高い。
・故障した際の判断が難しいので、予め勉強しておく必要がある。

LEDライトのメリット、デメリット

LEライトは少ない消費電力でHIDヘッドライトに匹敵するほどの明るさを実現します。
HIDに比べ、明るさでは劣っているものの、近年の進化、高寿命、シンプルな構造によって、需要が伸びてきているライトでもあります。
「メリット」
・省電力で明るさはHID並なため、電力を気にする方にはおすすめ。
・構造がシンプルで、交換はハロゲンバルブ並に簡単なのでとても手軽。
・LEDの寿命がとても長く、壊れる心配が無い。
「デメリット」
・低価格なLEDライトは実際のハロゲンランプよりも暗い場合がある。
・HID同様、信頼出来るメーカー品以外のものは明るさ、耐久性共に非常に悪い。
・LEDライトは高寿命だが、チップ類が熱に弱いため設置方法次第で寿命は大きく変わる。
・低価格なLEDライトは光が散っており、車検に通らない。

HIDライトとLEDライトを比較

「明るさ」
HIDが一番明るく、LEDライトはHIDに比べると若干暗く感じますが、両者共に素晴らしい明るさです。
「照射範囲」
LEDが線の様な光源を放っているに対し、HIDは全体を照らすようにしっかり明るくなっています。
HIDはハロゲンランプに近い光り方をしています。
「どっちがおすすめ?」
圧倒的な明るさが必要ならばHIDです。
ただし、HIDは部品点数が多く、別途格納スペースが必要なため車両によっては取り付けが難しい場合があります。
そういった車両にはシンプルでしっかりとした明るさを保っているLEDがおすすめです。

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12月 282021
 

リア周りをスッキリさせたいけどナンバーは?

リア周りの重苦しさを無くすためには、フェンダーレスキットやテールランプ、ウィンカーを小さくするなど、色々な方法がありますよね。
しかし、ナンバーに関しては明確な規定がわかりにくく、初心者の方ではほとんど違いが理解できないかも知れません。
快適なカスタムライフを楽しむために、もう一度ナンバーの取り付け方法について確認してみましょう。

ナンバーの取り付け角度

一番気になるのはナンバーの角度ですよね。
ナンバーを斜めにするだけでリアのラインがスッキリ見えやすく、とても簡単なカスタム出来ます。
それじゃあどこまでOKなの?こんな疑問にお答えしましょう。
・ナンバーは見える後方からしっかり見える角度であればOK
実はナンバーの角度に確実な規定は無く、結構アバウトなのです。
「見える範囲」という点がとてもアバウトですが、後ろから見てナンバーの内容をすべて確認出来るかどうかが一番のポイントとなります。
実際に後ろから見てナンバーを確認すると分かりますが、全体が見える角度というのはそんなに多くありません。
そのため、誰かに確認してもらいながら最適な角度を見つけカスタムしてみましょう。

一部の年式以降は例外

新規車両登録が令和三年以降の車両は、ナンバーの取り付け方法が指定されています。
・ナンバーを外側に出す角度は40度、内側に入れる際は15度。
この規定に則ったナンバーで無ければ車検には確実に落ちてしまうので気を付けましょう。
また、令和三年以前のバイクでも、明らかにナンバーが目視しにくいような車両や判定の難しい車両は、車検場によっては失格となるので注意して下さい。
250cc以下の場合でも、判断の難しい車両は整備不良として捕まる可能性があるので注意しましょう。

絶対にやっては行けないこと

角度に関しては自由のあるナンバーですが、いくつかの項目はやってはいけません。
もし、行ってしまうと400cc以上であれば車検で不合格となり、250cc以下の場合でも整備不良で罰則に対象となります。
・ナンバーの立て付けは禁止
アメリカンやカフェレーサーなどの旧車スタイルでは非常に人気のある取り付け方法ですが、車検では確実に通らない方法ですのでやめましょう。
公道でも警察に捕まりますので絶対にやめて下さい。
・ナンバーの折り曲げ、裏返し
これらの取り付け方法は、有無を言わさず違反です。
カッコつけたくなる気持ちは分かりますが、「百害あって一理無し」なのでやめておきましょう。
・SS、フルカウルバイクに多いナンバーを内側に折り込む方法
この方法は、後方からナンバーがしっかり確認できる場合はOKとなりますが、基本的に内側に織り込んでしっかりナンバーが見えるバイクはほとんど存在しません。
そのため、ほとんどの場合は違反となるので、どうしても実行したい場合は、後方からしっかり見えるのか確認しておきましょう。

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11月 272021
 

バイク用USB電源とは

その名の通り、バイクで使用出来るUSB端子のことです。
一昔前まではシガーソケット電源を取るのが一般的で、ナビやその他の電源を取る際にはシガーソケットを利用していました。
現在ではスマホをナビ代わりに使用することが多くなり、バイクに乗るためには必須と言われるほどポピュラーになりつつあります。

バイク用USB端子の利点

バイク用USB電源は車用と違い、耐久性と防水性に優れています。
また、供給電力は電源を取るポイントによって変更できるので、消費電力の小さいものから大きいものまで幅広く対応することが可能です。
USB電源をつけることによって、スマホを充電しながら使うことはもちろん、アクションカムを充電しながら使用したり、他の機材を充電しながら走行するなど、車と同等の使い勝手を実現することが出来ます。
防水性に優れ、機種によっては防水カバーや防水対策が強化されているので、雨天時の感電の心配等もありません。

USB電源を取り付ける際の注意点

USB電源をつける際に気をつけるポイントはいくつかあるので一つずつ確認していきましょう。
・USB電源の種類を確認する(使いたいものを選定する)
USB電源の中には、USB端子のみを接続できるもの、シガーソケットと併用出来るもの、消費電源を抑えるためにスイッチが装備されたもの、電圧計などの違う機能を搭載したものと色々なデザインのモデルが存在します。
自分の使用目的にあったデザインと機能性のものを選びましょう。
・装着する場所を確認する。
USB電源はハンドルバーに取り付けるものから、ハンドルポストに付けるもの、マスターシリンダーの蓋につけるものなど、いくつかの種類が存在します。
その中から、愛車に一番マッチするモデルを選び、取り付け場所をしっかり決めておきましょう。
・電源を取る方法を決める
一番簡単な装着方法はバッテリーから直接電源を取る方法ですが、この方法では使用していない間も電気を消費してしまうため、その際はUSB電源自体にスイッチが搭載されているモデルを選ぶ必要があります。
アクセサリー電源から供給する方法の場合は、通常のUSB電源を使用することが出来るので、選択肢が多くなります。

USB電源を取り付けてみる

取り付ける電源と取り付け方法が決まったら実際に取り付けて見ましょう。
1. バッテリーのマイナス端子を外し、電源を取り出す場所を作っておく。
漏電防止と作業を円滑にすすめるため、電源を取る場所と配線を這わせるラインにある部品を予め外して起きます。
2. USB電源を任意の場所に取り付け、配線に余裕をもたせた状態で電源部に配線を引き込みます。
配線はタイラップなどで仮止めし、ハンドルを左右に切って配線が接触、圧迫されていないかをチェックして下さい。
3. 電源取り出し部まで引き込んだら、二股ギボシを使ってアクセサリー電源を取り出す。
アクセサリー電源(キーをオンにした時通電する電源)はヘッドライト、テールランプ、ブレーキランプ、ホーンなどから取ると簡単です。
車種によってはアクセサリー電源用カプラーやギボシが最初から搭載されているモデルもあるので、接続する前に電源を確認しましょう。
配線が分からない場合は、テスターを使用してキーがオンになった時に通電する配線を探しましょう。
4. 電源を接続してバッテリー端子を戻し、キーをオンにしてUSBが使用出来るか確認する。
この時点では、まだ配線を固定せず外した部品もそのままで行って下さい。
USBを含む全ての電装系統が問題なく動作することが確認出来たら、配線を固定し、外した部品を取り付けて完成となります。